家の持ち主の対応も売却に大きく影響する

家の持ち主の対応も売却に大きく影響する

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元不動産業者の営業マンという立場からアドバイスするなら、売主の対応が契約を左右する最終的な決め手になることは珍しくありません。

また、売主のなかには「家を売ってあげる」というように、上から目線の売主が多いのも事実です。

不動産業者はパートナー!

不動産業者にとって自分はお客様だと勘違いしている売主が多いです。そのため不動産業者の営業マンに対し、無理難題を押し付けてきたり、無茶な要求をしてくる売主も珍しくありません。

不動産業者も商売なので、あからさまに売主を拒絶することはありませんが、担当の営業マンはきっとこう思っているはずです。

「この売主は面倒な人だから買主とトラブルになりそうだし、なるべくなら仲介したくない」

営業マンにこのような思われてしまっては、マイナスでしかありません。不動産業者というのは、あくまでもパートナーという考えで接するようにしてください。

不動産業者や担当の営業マンに、良い印象を与えることは早期売却にも高値売却にもプラスに繋がります。

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内見希望者はお客様!

これも上記と同じなのですが、内見に来る購入希望者に対して「上から目線」の態度で接する売主が本当に多いです。

きっと、購入希望者に対して自分が有利な立場で交渉を進めたいとか、足元を見られたくないという意識があり、余計な上から目線の態度になりがちなのだと思います。

たしかに上手く交渉をまとめたいという気持ちから、上から目線の態度になるのは理解できなくもありませんが、それじゃ上手くまとまる交渉もまとまらなくなります。

例えば横柄な態度を取る購入希望者がいたとして、その人に家を売りたいと思いますか?

私が売主だったら嫌です。家族との大事な思い出が詰まっているマイホームをそんな人には売りたくありません。

きっと買主も同じ気持ちだと思います。やはり高額な買い物なので、買う側も人柄の良い売主から購入したいと思うのが一般的です。

つまり、売主と買主は平等です。どちらが上でも、どちらが下でもありません。

ちょっと極端な言い方ですが、家を気に入ってもらうまえに、まずは自分たち家族を気に入ってもらわないと不動産売買は決して上手くいきません。